おとぼけビ～バ～をある人達に聴いてほしいなという話
「おとぼけビ～バ～」についての私の感想です！
「おとぼけビ～バ～」って何？は、ひろゆきよろしく辞書には載ってないんですけど、公式サイトからちょっと参照してみましょう。
https://otobokebeaver-kyoto.jimdofree.com/biography/
【モットーは「セックス・しば漬け・ロックンロール」
2009年結成。恋のルサンチマンをショートチューンで八つ当たりする
いてこまスマッシュ・ヒステリックハートビート・どすどすどすえ系バンド。】
4人の女性からなる、バンドです！
あえてガールズバンドとは言いません！たとえFAN Zineが無かったとしても、むしろRiot Grrrlと言いたい！
まず、曲のタイトルをみてみましょう。
「あなたわたし抱いたあとよめのめし」
「脱・日陰の女」
「ジジィis waiting for my reaction」
「アイドンビリーブマイ母性」
「サラダ取り分けませんことよ」
「穴兄弟で鍋パーティ」
「一級品の間男」
「呼ばんといて喪女」
これ見て、わかる人はわかったかな、、、
そう、おとぼけビ～バ～はめっちゃフェミなんです！！(私の感想ですからね)
ちなみに、ボーカルのあっこりんりんさんはインタビューの中でこう言ってくれてます。(https://rooftop1976.com/interview/200429124722.php)
【だから今ではフェミニストと呼ばれるのは気にしてないです。これからも私は自分の個人的な気持ちで唄っていくつもりですし、女性代表として代弁したいとか共感してほしいという気持ちで唄うことはないです。でももし私の曲で誰かが勇気づけられたり、共感してくれるのならそれは嬉しいことです。】
「個人的な気持ち」を、耳に残るフレーズで畳み掛けて来るんです。歌詞をちょっとだけみてみましょう。
「君がこれっぽっちも思ってなんかいないのに わたしを好きって見つめた夜を指折り数えた暴露本 」(恋の暴露本)
「携帯みてしまいました あいつめっちゃマッチングしてました」(携帯みてしまいました)
「おまえ今日何時に帰るていうた」(いけず)
「もうその話なんべんも聞いた お茶っぴきOLライクア屍」(もうその話聞いた)
「アイドンビリーブマイ母性 他人事じゃないよ児童虐待」(アイドンビリーブマイ母性)
「めんどいしつこいよくすねる ワンチャン狙い シジイハズカム」(ジジイis waiting for my reaction)
！！天才！めっちゃ、その感じ、知ってるよ！！
はっきり言ってジェンダーギャップ156ヵ国中120位のこの国ではムカつくことが次々起こるじゃないですか。「Such a しょうもないことでわたしをしばりつけてなによ」(大殺界)って言ってやりたくなるじゃないですか。
そんで、メンバー全員がこのやるせない怒りを存分に表現するだけのすごい技術と、表現力があるんです。
だから音楽として最高におもしろいです。
海外ツアーで超満員の客席を熱狂の渦に巻き込んでいます。私も２０２２年6月のプリマベーラ(スペインの大きい音楽フェスティバル)の映像をツィッターでみて以来、勝手に熱狂してるんですけど、家父長制ヘルジャパンではまだいまいち浸透してない様子。
こんなにおもしろいのに！
こんなにかっこいいのに！！
ライブを見たら、曲を聴いたら、大好きになる人もきっといるはず。これは、抑圧されてるヘルジャパン女性にきいてほしい！ライブで一緒に中指たてよ♥️そんで、課金しよ！「レッツショッピングアフターショー」！！(レッツショッピングアフターショー)
「アイドンビリーブマイ母性」
膝パーカッションの嵐
「ジジイis waiting for my reaction」
とにかくスカッとする
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